2019年4月13日土曜日

職場のPCをWindows10にアップグレードしたら、SQL Server Management Studioのインポートウィザードでエクセルやアクセスのデータをインポートできなくなった

Windows7のサポートが切れるので、職場のPCをWindows10にアップグレードしている人が増えていると思います。

そんな人の一人、職場の後ろの席の人が「あれれぇ~?」っとアニメの主人公みたいな声を出してハマっていたので、そんな人が検索した時にヒットしそうなタイトルで書いておきます。

症状


Office 365 ProPlusをインストールしているのに、SSMSのインポートウィザードにaccdbのデータソースが表示されません。

また、エクセルはインポートできそうな表示なのに、インポートしようとすると怒られてしまいます。

原因


Office 365 ProPlusなどのクイック実行製品(Click-to-Runアプリケーション)は、Office以外の一部のアプリケーションからインストール場所を認識されない場合があるとのことです。

みんながやりそうな対策


「じゃあ、Access Database Engineをインストールすればいいんじゃない?」って思うじゃないですか。
すると、Officeは32ビット版をインストールしているのに、いちゃもん的な内容で、また怒られます。

対策


Access Database Engineを「/quiet」オプションを付けて実行してください。

<ファイルの場所>:\<ファイル名> /quiet
例: C:\AccessDatabaseEngine.exe /quiet

この問題についての情報


この問題については、以前からマイクロソフトがサポート情報を提供してくれているんですが、日本語のページを読んでも、ちっとも頭に入って来ません。
英語のページを原文のまま読んだ方がよくわかると思います。

英語

https://support.microsoft.com/en-us/help/2874601/can-not-use-access-odbc-or-oledb-provider-outside-office-c2r-apps

日本語

https://docs.microsoft.com/ja-jp/sql/integration-services/import-export-data/connect-to-an-access-data-source-sql-server-import-and-export-wizard?view=sql-server-2017

参考

https://answers.microsoft.com/en-us/msoffice/forum/msoffice_access-mso_win10-mso_o365b/odbc-driver-missing-for-access-accdb-after-office/8c04a3d7-00fc-4226-82eb-cbd043c575f4?auth=1

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